将来のあるこどもを預かり心身の成長を支える場所、それが保育園です。
保育園は国家資格を持った保育士がこどもの成長や教養を支え、親御さんに返しています。
そんな保育士という職業は体育会系出身者が最適と言えるのです。
本記事では、体育会系が保育士に向いている理由を紹介します!
Contents
保育士の業務内容

保育士は「預けられた子供の面倒を見る仕事」ですが、それ以外にもたくさんの役割を担っています。
こどもの安全を確保しつつ、心身の成長・食事・睡眠・排泄・教養などのサポートも保育士の役目です。
複数人のこどもを1人で見ることが多くハードなイメージですが、こども好きな人や世話好きな人には向いている職業と言えます。
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体育会系が保育士に向いている理由

では、なぜ体育会系が保育士に向いているのか解説します。
体力を使う
保育士は1人でこどもを複数人見なければならないため、体力が必要です。
特に3歳くらいのこどもはあちこち歩き回るため、1ヶ所に集合させるために保育士は動きっぱなしになります。
また、こどものおむつを替えたり、服の着替えをサポートするなど身体を使うことが多いのも保育士の特徴です。
体育会系で培った体力は、保育士の仕事でも大きく活かせられます。
忍耐力がいる
保育士の業務で体力のほかに忍耐力が求められます。
こどもの行動は読みづらく、突然思いもよらない場所へ行ったり、注意しても聞かないこともあるでしょう。
またこどもの散歩の際、車道の近くになると車を注意しなければいけないため、より神経を使います。
少し目を離したすきにこどもが迷子になる可能性もあり、人一倍神経を使うのも保育士の大変なところです。
さらに、保護者からクレームが入る場合もあるため、多少文句言われても引きずらないメンタルが必要となります。
体育会系はちょっとしたことでも動じないメンタルが期待されるため、保育士でも重宝されやすいのです。
上下関係がある
保育士にも上下関係が存在します。
最近は男性保育士も見られるようになりましたが、女性の比率が圧倒的高いのも保育士の特徴です。
女性社会独特の上下関係もあり、体育会で上下関係を経験した人は保育士でも活かせます。
また園長先生の人柄によって上下関係が厳しくなる保育園もあるため、上下関係はあらかじめ意識しておいた方が良さそうです。
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保育園を選ぶポイント

では、保育園を選ぶ際のポイントを解説します。
保育園に就職してから後悔しないために、ぜひ意識してみてください。
福利厚生が充実しているか
就職で保育園を選ぶ際は、福利厚生が充実しているか細かくチェックすることが大事です。
保育園によっては、国民年金や国保を自分で支払うところもあります。
保育園は基本給が低い場所も多く、福利厚生が充実しているかも重要な項目です。
また、確実に福利厚生を充実させたい場合は、公務員保育士を目指すのも選択肢にいれてみてください。
残業代・ボーナスがしっかりもらえるか
残業代やボーナスをしっかりもらえるか確認しましょう。
閉園時間になってもお迎えが来ない場合、保護者が来るまで一緒に待たなければなりません。
しかし、中には残業代不支給の保育園もあり、サービス残業扱いとされる保育士がいるのも現実です。
残業代を時間分しっかり払ってくれるか、ボーナスを正当な評価でもらえるかもしっかり確認しておきましょう。
産休・育休が認められるか
保育士は女性が多い職業であり、結婚を機にこどもができる人もいます。
妊娠した時に産休・育休がしっかりもらえるかチェックしておきましょう。
中には「妊娠と同時に退職」という風潮を持つ保育園もあるため、産休・育休が取れる保育園に就職したいところです。
産休・育休が認められない保育園は経営が厳しい可能性もあるため、経営状況を確認するのも重要と言えます。
有給休暇がもらえるか
保育士にも有給休暇を取得する権利があります。
日本全体として保育士不足が起きており、有給休暇を取らせる余裕がないのも有給取得が難しい要因です。
忙しい時期は有給申請を避けるなどの配慮は必要ですが、有給を1日も取らせてくれない保育園はブラックと言えます。
保育士にも保育園を選ぶ権利はあるため、自分の生活に害が及ぶような保育園を避けるべきです。
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保育士で活かせる資格

保育士は立派な国家資格ですが、保育士ではさまざまな資格を活かせるのはご存知でしょうか?
保育士は国家資格以外の資格がなくても勤務可能ですが、実技やこどもへの接し方を極めたい人は民間資格を取得するのもオススメです。
では、保育士の仕事で活かせる資格を紹介します。
絵本専門士
絵本専門士は、絵本の知識や聴きやすい読み聞かせの技能を持った専門家です。
子どもが絵本を読むことに興味を与え、読書を推進する役目も担います。
取得の際は、養成講座を受けることで取得可能です。
参考:国立青少年教育振興機構
幼児教育・保育英語検定
幼児教育・保育英語検定(幼保英語検定)は、グローバル化が進む幼稚園・保育園業務のために取得する資格です。
乳児や幼児との英会話の際、実用的な英語を使えることでコミュニケーション能力を育てられます。
幼保英語検定を取得することで、保育分野の業務において選択肢を広げられるのが強みです。
資格の階級として、入門レベルから専門レベルまで5段階で構成されています。
参考:幼保英語検定
リトミック指導員
リトミック指導員は、音楽を通じてリズム遊び・ダンス・歌などでこどもの協調性や集中力を成長させる専門家です。
教育の一環として用いられる音楽教育を、より質の高いものにするための資格とも言えます。
リトミック指導員を取得するには、音楽学校やカルチャースクールなどに通い、指定のプログラムを修了することで取得可能です。
参考:「リトミック指導員」資格とは~通信で学べる?収入は?~
こども環境管理士
こども環境管理士は、こどもが思いっきり楽しく遊べるように環境を整えられる専門家です。
こどもの感性や心の成長を育むためにこども環境管理士の役割は重要と言えます。
野生の生き物・大気・水・土・日光と自然が成り立つ5つの要素を踏まえた環境作りがこども環境管理士には求められています。
参考:こども環境管理士
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こども好きな体育会系は保育士も検討してみよう

保育士はこども好きな人に向いてる職業ですが、体力やメンタルも必要となることから体育会系が重宝される職業です。
こどもの安全を守るのはかなりの労力と神経を使います。
しかし、将来の日本を支えるこどもたちを育てるという意味で、保育士の役割はかなり重要です。
少しでも待遇の良い保育園に就職できるよう、本記事を参考に保育園探しをしてみてください!