くそぉ、住宅ローンの返済が毎月高くて返せんぞ・・・
大変そうじゃな。
借り換えはしないのか?
借り換えも考えたんじゃが、借り換えのメリットが中々思いつかなくてのぅ・・・
なるほど。
ならば借り換えのメリットについて今回は教えよう!
本記事は以下のような悩みを持つあなた向けの記事
住宅ローンが高くて毎月の返済がキツい・・・
借り換えに今一歩踏み込めない
借り換えのメリットを知りたい
この記事では、上記のような悩みを持ったあなた向けに借り入れローンのメリットについて書いてあります。
- 借り換えローンのメリット
- 今後の住宅ローン金利の動向について
- まとめ
この記事を読めば、借り換えローンのメリットや今後の住宅ローン金利の動向についてを知ることが出来ます!
借り換えのメリットを知って判断材料の一つにしよう!
Contents
借り換えローンのメリット

借り換えにメリットはあるのか?
メリットはあるゾ!
借り換えた方が得なことは多い!
ローン会社を借り換えることは勇気がいる事かもしれません。
借り換える時も借り換え手数料はかかりますし、はっきりとした借り換えメリットが見えない方も多いと思います。
しかし、借り換えすると言うのはメリットが多いのです。
では早速借り換えのメリットを見ていきましょう!
メリット①:低金利のローンへ借り換えできる

利息が高くて苦しい方には低金利のローンへの借り換えがオススメじゃな!
今借りているローンの金利が1%以上だと借りる額にもよりますが、利息も多めに払わなければいけません。
しかし低金利ローンへ借り換えると、「借り換える際の手数料を含めたとしても」完済後の合計返済額は低金利ローンの方が低くなります。
金利の差が大きければ大きいほど、借り換えの効果は大きくなりますので、借り換える際は金利も含めて検討してみてはいかがでしょうか。
- 借り換え後の合計返済額が安くなる
- 借り換える際の手数料、保証料を含めても安くなる
- 利息が減る
返済額が減るのは大きいな!
今借りているローンと借り換え先のローンの金利の差が大きいほど借り換えるべき
メリット②:利息額が下がり、返済額も減る

金利が下がると月々の返済額も下がる
これから「借り換えをせず当初の住宅ローンで35年間返済した時」と、「10年間返済した後にもう一つの住宅ローンに借り換えた時」の返済額の差を比べてみたいと思います。
金利1.2%の住宅ローンAから4000万借りて35年間返済する場合

例えば、「住宅ローン会社Aで4000万円を借りて、金利が1.2%で期間が35年」だとします。
4000万円を35年かけて返していくとなると、
- 毎月返済額(初回返済日)
116,680円(ボーナス分抜きの場合) - 利息額
40,000円 - 総返済額
49,005,810円 - 総利息額
9,005,810円
という計算になります。
10年間住宅ローンAで返済し、その後金利の低い住宅ローンBに借り換えた場合

一方、「住宅ローン会社Aで4000万円を借りて期間が10年経過した後、金利が0.5%の住宅ローン会社Bに借り換えを行い、残り25年の返済を住宅ローン会社Bにて返済する」場合の返済額を表してみます。
まず住宅ローンAの10年経過時点での借用残高を見てみましょう。
- 元金総返済額(10年経過)
9,770,000円 - 利息込み総返済額
13,970,000円 - 借用残高(10年経過時点)
およそ30,220,000円 - 10年での支払い総利息額
およそ4200,000円
この借用残高を基に住宅ローンBからお金を借りて住宅ローンAに繰り上げ返済を行います。
住宅ローン会社Aに「10年経過時点での残り残高およそ3000万円」を繰り上げ完済した後、代わりに住宅ローンBのローン残高は3000万円となります。
この時に繰り上げ返済時と借り換え時の手数料等もかかります。
3000万円を住宅ローンBから借りて金利が0.5%で計算すると、
- 毎月返済額(初月)
107,181円 - 利息額
12,591円 - 総返済額
32,154,231円 - 総利息額
1,934,231円 - 借り換え時の手数料等
およそ770,000円
住宅ローンA(10年)+住宅ローンB(25年)+借り換え手数料の総額42,464,200円
という計算になりました。
結果はどちらがお得なのか

「住宅ローン会社Aで35年間金利1.2%で返済し続けたパターン」と「住宅ローン会社Aへ10年で完済した後、住宅ローン会社Bで返済したパターン」を比べた結果が以下の通り。
- 住宅ローン会社Aで35年間金利1.2%で返済の場合
総額49,005,810円 - 10年後金利0.5%の住宅ローンBに借り換えの場合
総額46,124,231円
結果、住宅ローンBに借り換えるとおよそ2,880,000円がお得になった。
この結果から見ると、住宅ローンBに借り換えた方がおよそ288万円お得になっていることがわかります!
利息総支払額も、
- 住宅ローン会社Aで35年間金利1.2%で返済の場合
総利息額およそ9,000,000円 - 10年後金利0.5%の住宅ローンBに借り換えの場合
総利息額およそ6,900,000円(うち借り換え手数料等も含む)
と、およそ210万円お得になる結果となりました。
200万以上お得とは金額が大きく、かつ利率に差があれば借り換えは行うべきじゃな!
あくまで借り換えは金利の差と総借用残高の差は基準であり、繰り上げ返済やそれぞれの借り入れ条件によって変わる
メリット③:固定金利借り換えで金利上昇を抑止

変動金利から固定金利への借り換えで金利上昇を回避できるのもメリットじゃ!
今の時代は住宅ローン金利は低金利が続いています。
住宅ローンでは変動金利と固定金利というのがあり、現在の金利情勢によって変動金利か固定金利を選んでいます。
- 変動金利
毎月の返済額に含まれている金利が日本の金利情勢によって上がったり下がったりする金利で、ここ20年ほどは低金利で変動金利の方が返済額は低いのが現状。 - 固定金利
金利が一定のまま返済額に含まれる金利。
日本の金利情勢が変わって金利が上昇しても固定金利であれば当初の設定金利のままで返済可能となる。
変動金利でローンを組めば、今の時点では低金利でローンを組めるようになり、返済を減らせるメリットがあります。
しかし、変動金利は万が一「日本の金利が上昇した場合」には住宅ローンの返済額が上昇し、返済に充てられる元金が少なくなってしまいます。
特に35年ローンなどの長期ローンを組んでいる方は、この35年間の返済期間でいつ金利が上昇するかわからないリスクもあるので、現状の日本の金利と今後金利が上昇するかどうかが判断材料になります。
固定金利への借り換えで金利上昇対策が出来る

変動金利において、低金利が続いていた中で急に金利が上昇する可能性も否定できません。
今はコロナの影響で長期固定金利が上昇する可能性も浮上してきました。
今後変動金利の方はいつ金利が上がるかわからない時代ですので、そう考えると固定金利が安心ではあるかもしれません。
コロナの影響で日本の債券が売り飛ばされているみたいで、もしかすると金利が今後上昇する可能性も否めないな!
今後の動向次第では金利の上昇する可能性が上がってきていることから、変動金利にするリスクも出てきている
借り換えローンのメリットまとめ

今後金利上がる可能性もあるんじゃな・・・
やはりコロナは経済的にもリスクを上げてしまっているな。
今回は住宅ローンの借り換えのメリットについてご紹介しましたが、住宅ローンは今後どのように変わっていくのかは先行きが見えません。
そのため、借り換えローンも今後の情勢も読んで慎重に決めていく必要がありますね!
変動金利と固定金利に関しても、今後も金利が低金利で行くとは限らない時代に突入しつつあるので、早めに固定金利に変えておくのも選択肢の一つにした方が良いかも知れません。
住宅ローンは絶対的な選択肢はないので、今後の情勢と専門家に聞くのも一つの手段である
住宅ローンは情勢によって変わるもの

住宅ローンは国の金利の動向で変わっていくものじゃ。
今後は金利が不安定な状態が続くと予想されます。
先ほども出てきましたが、コロナの影響が大きいです。
コロナは経済的も大きく影響を与えており、今後の金利に変化が起こる可能性もありますので、今後住宅ローン借り換えは慎重に考えた方が良いかも知れません。
コロナの影響は今後の金利の行方を左右する
借り換えを行うには金利の差や今後の情勢も踏まえて行った方がいいな!